歯列矯正治療のテクニック:エッジワイズ法
エッジワイズ(edgewise)法とは,現代歯列矯正治療テクニックの最も基礎的なものです.
エッジワイズ法は,現代歯列矯正治療の父「アングル先生:Angle,E.H.」によって1929年頃体系つけられました.
エッジワイズ法とは,エッジワイズブラケットを用い,理想的な歯列弓形態に屈曲されたワイヤーを結紮し,歯列を3次元的に理想的な配置にする事です.このブラケットには,スロットと呼ばれるワイヤーをセットする溝が付いており,スロットの形態は長方形です.
この長方形のスロットに,長方形の断面を持つワイヤーをセットする事で,歯を3次元的にコントロール出来ます.
アングル先生は,エッジワイズ法を体系化した論文を発表された翌年の1930年に他界されました.そのため,正当なエッジワイズ法の継承者が誰なのかは明らかではありません.
現代の歯列矯正治療は,エッジワイズ法が基礎であるものの,各学派のフィロソフィーの違いによりかなり異なるようです.