歯列矯正によるかみ合わせの治療:出っ歯の治療
出っ歯は上顎の前歯が,下顎前歯に対して過度に前方に突出してしまった状態です.専門的には上顎前突,上突咬合,上突歯列と呼びます.
正常な上顎前歯は下顎前歯に対して約3mm〜5mm程度前方に位置しています.
上顎前歯が過度に前方に位置した状態により,口を閉じづらくなり,口腔内が乾燥しやすい状況が作られます.本来であれば,口腔内は唾液により潤った状態を保つことで,唾液の抗菌作用により最近の毒素から口腔内を守ります.
口が閉じづらいことで,唾液が充分に口腔内に行きわたる前に口腔内が乾燥し,細菌が繁殖しやすい環境を作りだしてしまいます.
上顎前歯の前方への傾斜の原因は様々ですが,原因を把握しその原因を除去することで改善することが可能です.
上顎骨内での歯の萌出スペースが不十分である場合,歯を抜歯し上顎前歯を内側に移動することで上顎前歯の前方への傾斜を改善することが可能です