歯列矯正に必要な歯の名称:歯冠
歯は大きく分けて歯冠(しかん)と歯根(しこん)に分かれています.お口の中にでている部分を歯冠と呼びます.歯冠の形態は,歯の種類によって大きく異なります.この歯冠形態の違いは,歯の先天的に持つ役割によるものと考えられています.
歯冠の形態は,前歯で薄く平たい形,犬歯は尖った形,奥歯は咬む面が広くなっています.
前歯の役割は,食べ物を一口サイズに咬みきるために刃物の様な形態をしています.犬歯は,人類の祖先である猿の牙が退化したものであるため尖った形をしています.奥歯は前歯と犬歯で,口の中に入れた食べ物を,消化し易くするために,食べ物をすりつぶしやすい形態をしています.蕎麦粉を引く石臼のような役割をしています.